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四国に新幹線の導入アピール/香川経済同友会の代表幹事ら県庁訪ねる

 (一社)香川経済同友会は4月11日、四国に新幹線の導入を求める共同アピール「四国の新幹線導入に向けて」を、香川県に提出した。
 共同アピールは、四国4県の経済同友会がとりまとめたもの。その内容としては昨今、北陸新幹線や北海道新幹線も開業していくなか、日本列島で四国だけが空白地帯であるとし、新幹線は「地域経済の活性化や、観光振興のための重要なインフラになる」と謳ったうえで、40年以上も基本計画に留まっている四国の新幹線計画を早期に整備計画に格上げすべき、などと記している。
 同日、十川道信氏と下村正治氏の両代表幹事らが県庁を訪れ、浜田恵造県知事に共同アピールを手渡した。
 あいさつで十川代表幹事は、「4県の経済同友会が連帯し、四国新幹線の実現に向けて進んでいきたい」と抱負を述べた。
 四国4県の経済同友会は平成26年12月、四国新幹線に関する検討会を発足。これまで高松市や松山市で勉強会を開催するなどしている。


脳科学者 中野信子さん講演会

 脳科学者・医学博士・認知科学者である中野信子さんによる講演会「運を科学する〜運がいい人の行動パターン〜」が、(公社)高松法人会(遠山誠司会長)主催にて開催された。
 中野さんは東京都出身の脳科学者であり、横浜市立大学客員准教授を務める。世界上位2%のIQ所有者のみが入会できるMENSA会員であり、現在、脳や心理学をテーマに研究・執筆活動中だ。科学の視点から人間社会で起こりうる現象及び人物を読み解く語り口に定評ある人物と、話題となっている。
 講演では、運のいい人と悪い人の振る舞いの違い等について述べた。運の良い人は、外向性の高い人に多く見られるが、それだけが運の善し悪しを決めるだけではないことや、神経内分泌物の〝セロトニン〟による人間の心理的な行動パターン等について語った。


高松空港にオープンした「さぬきうどん香川」

 さぬき麺業(高松市松並町 香川政明社長)は4月1日、高松空港2階に同施設内2号店をオープンした。
 2階で営業する「さぬき麺業高松空港店」の南西向かいで、国際線出発口の東隣り。
 屋号は「さぬきうどん香川」。
 基本的なメニュー構成、料金体系は高松空港店と同じ。
 かけうどん(350円)、きつね、ぶっかけ、天ぷらなど定番のうどん単品メニューのほか、セットメニューはカレーセット(680円)、親子丼セット(750円)など4種。
 酒の肴用に骨付鳥、しょうゆ豆、うどん餃子などアラカルト、店内すぐのレジ横には「讃岐おでん」(各120円)の専用鍋を置く。
 テーブル席をメインとする高松空港店とは違い、新店舗は個人客でも気軽に利用できるよう対面式テーブルで20席、テーブルで7席を配置した。
 10時30分〜19時30分。


無印良品の家 香川店のモデルハウスリニューアル

 あなぶきホーム(高松市今里町 手塚恒夫社長)は、先ごろ「無印良品の家 香川店」のモデルハウスをリニューアルオープン。平成17年に無印良品の家を全国展開するMUJI HOUSEとネットワークパートナー契約しモデルハウスを開設。オープン10年を迎え、最新仕様を装備したモデルハウスへと建て替えたものだ。
 同社は昨夏、無印良品の家 倉敷店も開設済み。
 新モデルハウスは、2015年グッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞した「木の家」。樹脂アルミ複合サッシ、トリプルガラスを採用。外壁の断熱には外張り断熱と充填断熱というダブル断熱を標準仕様。次世代省エネルギー基準の最高等級4を標準性能とする。
 SE構法により、耐震性・耐久性を高めたことで建物が永く使え、将来の家族構成やライフスタイル変化に合わせた間取りの変更を可能とする一室空間。耐震は最高水準の等級3。
 1階にLDKと水回り、2階に主寝室などを配置。
 本体工事価格2081万円(税別)。
 高松市木太町、高松国際ホテル駐車場の一角。
 10時〜18時。毎週水曜定休。


ミロヴィーナスグループの人工知能が、世界同時株安を制す

 新年幕開けから世界経済は歴史にも残る世界同時株安に見舞われ、過去のリーマンショックバブル崩壊時を彷彿させる株価暴落が起きている。
 ついに年金基金も巨額の投資損失を計上し、日本経済はアベノミクス崩壊かと国会でも追及されるほどである。
 本誌で、人工知能(AI)株式解析を追跡してきたミロヴィーナスグループ(東かがわ市 小西 覚社長)のAIは現在いかなる状況にあるのか。
 AI株式解析の草分けとも言える同社グループは、これまで数十にも及ぶ異なるプログラムシステムを開発。現在の最高レベルにあり、メインで稼働させている2台のAIは、この世界同時株安を見事に乗り越えていた。あるAIは、日経平均株価の明日予測を目的に、ディープラーニング(深層学習)を現況情報指数の1層から関連指数3層にかけて視野深く学習を繰り返し、重ねて過去平均株価10年に及ぶ各関係経済指数をベイズ統計学確率から割り出して明日の株価流れを推論している。
 日経平均株価は年明けから3カ月で、約10%下落しているのだが、このAIは7%、12%と、それぞれ利益計上。このまま順調に稼働するなら、2016年においてそれぞれ40%から70%の累積利益を叩き出す見通しだ。
 本誌取材ではその2台以外もほとんどのAIが損失計上を回避し、利益を計上していることを確認した。
 いまから5年前、「明日の株価指数は上がるか下がるか」という、初期段階の研究開発過程から学習を繰り返し、ついに世界経済指数を推論する方程式プログラムを構築。明日を解析してパフォーマンス(利益)の計上を最終目的としている。
 先月、人工知能が囲碁トップ棋士と対戦して勝利したというニュースが世界を駆け巡り話題となったが、ミロヴィーナスグループAIによる、年明けの世界同時株安を制圧した事実も見逃せない。
 AIは何をみて、どこに向かおうとしているのか。これからも追跡取材を継続する。