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ミロヴィーナスグループの人工知能が、世界同時株安を制す

 新年幕開けから世界経済は歴史にも残る世界同時株安に見舞われ、過去のリーマンショックバブル崩壊時を彷彿させる株価暴落が起きている。
 ついに年金基金も巨額の投資損失を計上し、日本経済はアベノミクス崩壊かと国会でも追及されるほどである。
 本誌で、人工知能(AI)株式解析を追跡してきたミロヴィーナスグループ(東かがわ市 小西 覚社長)のAIは現在いかなる状況にあるのか。
 AI株式解析の草分けとも言える同社グループは、これまで数十にも及ぶ異なるプログラムシステムを開発。現在の最高レベルにあり、メインで稼働させている2台のAIは、この世界同時株安を見事に乗り越えていた。あるAIは、日経平均株価の明日予測を目的に、ディープラーニング(深層学習)を現況情報指数の1層から関連指数3層にかけて視野深く学習を繰り返し、重ねて過去平均株価10年に及ぶ各関係経済指数をベイズ統計学確率から割り出して明日の株価流れを推論している。
 日経平均株価は年明けから3カ月で、約10%下落しているのだが、このAIは7%、12%と、それぞれ利益計上。このまま順調に稼働するなら、2016年においてそれぞれ40%から70%の累積利益を叩き出す見通しだ。
 本誌取材ではその2台以外もほとんどのAIが損失計上を回避し、利益を計上していることを確認した。
 いまから5年前、「明日の株価指数は上がるか下がるか」という、初期段階の研究開発過程から学習を繰り返し、ついに世界経済指数を推論する方程式プログラムを構築。明日を解析してパフォーマンス(利益)の計上を最終目的としている。
 先月、人工知能が囲碁トップ棋士と対戦して勝利したというニュースが世界を駆け巡り話題となったが、ミロヴィーナスグループAIによる、年明けの世界同時株安を制圧した事実も見逃せない。
 AIは何をみて、どこに向かおうとしているのか。これからも追跡取材を継続する。


路線バスに新調した「バスマスク」を取り付け/四国運輸局

四国運輸局(高松市松島町 瀬部充一局長)は昨年に引き続き、ことでんバスと協力し、香川オリーブガイナーズを応援するバスマスク(横断幕)を新調。高松市内や丸亀市内を走る路線バス6台に取り付け、開幕戦に合わせた4月2日から運行をはじめた。
 四国運輸局では一昨年7月に、スポーツを通じて地域の賑わい創出や交流人口拡大を目指す「四国スポーツツーリズム連絡会」を設置。スポーツ関係団体や交通・観光事業者、関係行政機関らとともに、情報共有や意見交換を積極的に進めている。
 バスマスクは、その取り組みの一環。路線バスを活用したPRでチームの認知度向上、バスや鉄道など公共交通の利用促進につなげることがねらいとしている。
 今回のバスマスクは、選手らの躍動感あふれる姿を捉えた3パターンを用意。マスク両サイドには、「がんばれガイナーズ!」や、「乗って守ろう地域の足!」など期待を込めた文言も入っている。
 運行をはじめた同日朝には、その出発式がJR高松駅前のバスロータリー2番乗場であった。式には四国運輸局や、香川オリーブガイナーズ、ことでんバスをはじめとした関係者らが出席。記念の始球式が行われた後、第一号車にバスクマスクが取り付けられ、定刻の10時25分、レクザムスタジアム方面に向けて発車した。
 はじめのあいさつで、四国運輸局の吉田耕一郎次長は、「バスマスクでさらに香川オリーブガイナーズに興味を持っていただき、球場にも足を運んでほしい」と呼び掛け。キャプテンの宗雪将司選手は、「これからの試合に全力で挑み、勝つことでファンの方々に恩返ししたい」と意気込みをみせた。
 この日18時から、高松市生島町のレクザムスタジアムで愛媛マンダリンパイレーツと対戦する。


高松の「まちなかループバス」/レトロな印象の新車両がお目見え

 高松丸亀町商店街振興組合(高松市丸亀町 古川康造理事長)はこのほど、経済産業省と高松市の支援を受け、高松市街地を走る「まちなかループバス」に新バスを導入。3月31日には、そのお披露目式が高松丸亀町一番街前ドーム広場であった。
 新バスは、どこかレトロな印象を与える、緑色と赤色を基調にした32人(座席18人、立席14人)が乗車できるノンステップバス。乗車口に取り外し可能なスロープを使うことで、車椅子の利用客でも楽に乗り降りできるようにした。4月1日から運行を開始している。
 この新バスの導入に伴い、同組合はこれまで運行していたマイクロバス2台を2組に無償譲渡することを決め、12月からホームページ上で引き取り手を公募。
 応募があった12組のなかから審査し、高松ホテル旅館料理組合(高松市丸の内町 三矢昌洋理事長)と、㈲向陽自販(高松市三名町 岡隆夫社長)に寄贈することにした。
 新バスのお披露目に続き同日には、その譲渡式も同所であり、古川理事長をはじめ三矢理事長、岡社長らが出席。高松旅館料理組合は県内に訪れた観光客向けの周遊バス、向陽自販はスリランカに贈り、スクールバスとして活用していく方針とした。


高松空港振興期成会総会開催

高松空港振興期成会(会長 浜田恵造県知事)は、補正予算及び、事業計画の議事総会を開催した。
 同会は、高松空港における国内路線及び国際路線の利用促進と拡充並びに、他空港との交流を積極的に推進することを目的とした団体。関係団体等会員数は現在83会員となる。
 平成27年度における広報事業では、利用者の利便性向上及び就航路線に関する情報を積極的にPRするため、高松空港時刻表を年間6回製作し、空港案内所や宿泊施設、県内外の旅行会社等に配布。また、ホームページやフェイスブックを活用した情報発信に取り組み、就航路線や空港アクセス、旅行商品やイベント等に関する情報の効果的な発信に努め、大幅な利用率アップへ導いた等発表した。



かがわMICEセミナー開催

 県では、〝MICE〟の意義を学び、地方経済の活性化を図るため「かがわMICEセミナー」を、3月24日に開催した。
 MICEとは、企業等のミーティングや研修等で実施する報奨旅行、スポーツや展示会等のビジネス系イベントの総称である。
 MICEの開催は、開催地に高い経済効果をもたらすだけでなく、参加者の人的ネットワーク形成や知識・情報の共有を通じた新たなビジネス機会の創出、国際化の進展、さらには開催地としての競争力やブランド力の向上などの効果が期待できる。
 同日は、日本政府観光局(JNTO)コンベンション誘致部の川﨑悦子次長を講師に招き、MICEの意義や開催都市に求められることについて講義した。
 来日した外国人の反応や、イノベーション創出に大きく貢献できることなど、大きな経済効果へ繋げる道しるべを辿った。
 〝G7〟を控える県において、MICEに大きな期待が寄せられている。