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東かがわ市で新ビジネスホテルが着工

 東かがわ市において新ホテルの建設が着工した。
 進出するのは、九州を中心に約65館のビジネスホテル「HOTEL AZ」を展開する(株)アメイズ(大分県大分市)。建設が進むのは東かがわ市役所に至近の市内中心部で、11号線沿いの「ファッションセンターしまむら」跡地。アメイズ総務部によると「オープン時期は8月を目指し、部屋数は133室を予定している」とし、「現段階において、香川県で多店舗化することは計画には入っていない」という。参考写真はHOTEL AZ大分日出店。(詳細は2月15日号)


わくわくキッズスポーツ記者体験開催

 あなぶきグループ(穴吹忠嗣社長)は、一昨年からスタートしているキッズたちの成長を応援する活動「あなぶキッズプロジェクト」の企画として、香川県の小学生を対象としたスポーツ記者体験を開催する。
 同イベントは、穴部興産㈱が15年7月よりメインパートナー契約をしており、プロバスケットボールチーム「高松ファイブアローズ」の試合当日に、子ども自らが〝1日記者〟となりプロのバスケット選手へ直接取材をし、記者体験をしてもらうもの。
 あなぶキッズプロジェクト実行委員会では、子どもたちに〝地元スポーツ〟の取材を通して、〝見る・感動する・伝える〟喜びを体験し、暮らす地域により一層愛着を持ってもらうのが目的。
 日時は2月14日(日)、10時30分〜16時。
 場所は香川総合体育館(高松市香川町川東下1917-1)。
 共催:高松ファイブアローズ


農業の成功願う/「さくらや」のすぐ隣で勉強会

 学生服のリユースショップ「さくらや」(高松市上之町)に隣接するスペース「otonari」で1月29日、神奈川県藤沢市にある養豚農家、㈱みやじ豚の宮地勇輔社長を招いた勉強会があった。
 勉強会は、さくらやを運営する㈱サンクラッドの馬場加奈子社長と縁あって実現したもの。otonariは普段、子どもカフェなどの交流スペースとして活用されている。
 この日、聴講者ら約20人が参加。農業の魅力に惹かれ家業を継ぎ、ブランド化も成功させた宮地社長は6次産業化について、「少々危険だと思う」と意見。
 「生産者が加工や販売も一緒にやろうとすると、結局どれも中途半端になる」と前置きしたうえで、「生産は生産、販売は販売。得意分野のプロに任せる。農家は生産性の向上に努めることが結果的に一番稼げる」と説明した。
 その一方、日本の農業については、「世界でみても特に進んでいる」と評価。「どこに行っても新鮮かつ安く、おいしい食材がすぐ手に入るのは日本くらい」と、農協を通じた流通が優れていることを強調。
 しかしながら、その農協の全量買取で安定のメリットはあるが、「農家には価格の決定権がない」ことに加え、「生産者の名前が消えて市場に流通する」という問題点も指摘。
 また、俗に言われる農業の後継者不足についても、「それが問題と考えているうちは解決できない」と一蹴。「若い人が農業をやりたがらない仕組みそのものを変えていく魅力づくりが必要」と述懐し、「一次産業を『かっこよくて、感動があって、稼げる、3K産業』に。これがみやじ豚の目指すビジョン」と力説した。
 ある参加者は、「家業の仕事内容をあまり知らないまま出ていく若者も多いけれど、伝え方次第で戻ってくると思えるようになった。希望が持てた」と、納得した様子。宮地社長は、「成功の定義は自分で決めるもの。いろんな経験から勝ち残る術を見付けてほしい。今回がその一つの参考になれば」と話した。


ベルモニーが新コンセプトの上質な葬祭会館

  冠婚葬祭の(株)ベルモニー(武智康行社長)は、35館目となるベルモニー会館別邸紫雲(高松市紫雲町5-2)を竣工した。広さは敷地3333㎡、延べ床1225㎡。駐車場は76台分。
 “別邸”と名付けた新コンセプトの同会館は、式場のデザインや仕様など、細部に至るまで特別感を追求。“寛ぎ”と“癒し”をテーマに、食器や照明、祭壇をはじめ備品全般にこだわりを見せた。また、式の前後には入口にドアマンを配備して出迎えるなど、ソフト面でも新しい試みを取り入れた。
 建物は2階建てで、同社としては初の一フロア一組完全貸切型。1階は木と石を融合させた和モダンなイメージで、2階は木をふんだんに使った純和風の空間とした。
 完全貸切型とすることで、安置から通夜・葬儀・初七日法要まで移動なく同じフロアで行うことが可能。また併設の親族控室にはリビングルームやレストルーム、バスルーム、マッサージチェア、コーヒーメーカーなどを設えた。
 また、これまではグループの冠婚部門で対応していた料理も、館内調理で提供。初七日などで提供する同会館限定御膳では、牛しゃぶサラダを客の目の前で調理したり、しょうゆ豆、ワケギ和えなど選べる郷土料理の小鉢も用意する。



日本公庫6支店が女性活躍推進活動競う/最優秀賞は高知支店に決まる

 日本政策金融公庫(以下、日本公庫)はこのほど、四国内にある6支店が女性の活躍をテーマに職場の改善事例などを競う「四国ブロックアワード」と銘打った会合を、日本公庫高松支店(高松市寿町 笠原真二支店長)で開いた。
 この取組みは、今年で3回目。女性の活躍を後押しするとともに、支店間で情報共有し、職員のモチベーション向上につなげることがねらい。ここで最優秀賞を獲得すれば、全国から選ばれた優秀支店と競う「本店アワード」にノミネートされる。
 会合があった日、審査委員長の笠原支店長をはじめとした審査員ら5人、各支店のプレゼンテーター約20人が参加。発表では、女性目線を活かしたエントランスの環境改善や、地元金融機関の女性支店長を交えた座談会の開催、パートタイマーの早期戦力化を目指した手厚いフォローを実践してきたことなどが次々と報告された。
 ちなみに、本店アワードへの出場が予め決まっている高松支店(四国地区の拠点支店)は、元宝塚歌劇団の大峯麻友さんを招いたセミナー開催のほか、女性活躍の意義について職員間で意見交換会を実施したことなどをプレゼンした。
 審査の結果、最優秀賞は高知支店に決まり、笠原支店長から表彰状が手渡された。高知支店は、ワークライフバランスの実現を目指したセミナー開催などに加え、地方銀行と連携し、女性活躍を推進する企業や創業を応援する、2つの協調融資商品を開発したことを報告。新規性や対外的な活動が特に進んでいるという点が高く評価され、今回の受賞に至った。
 高知支店の成田誠さんは、「一年間かけてコツコツ取組んできた活動が認められてうれしい。これからも県や金融機関との連携を深め、地域に貢献していきたい」と、笑顔。笠原支店長は、「互いの活動内容を共有することで、各支店のレベルアップにつなげてほしい」と、期待を話した。
 今後、高松支店と高知支店は2月12日、東京都千代田区の本店で開かれる全国大会(本店アワード)で取組みを競う。