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日本公庫6支店が女性活躍推進活動競う/最優秀賞は高知支店に決まる

 日本政策金融公庫(以下、日本公庫)はこのほど、四国内にある6支店が女性の活躍をテーマに職場の改善事例などを競う「四国ブロックアワード」と銘打った会合を、日本公庫高松支店(高松市寿町 笠原真二支店長)で開いた。
 この取組みは、今年で3回目。女性の活躍を後押しするとともに、支店間で情報共有し、職員のモチベーション向上につなげることがねらい。ここで最優秀賞を獲得すれば、全国から選ばれた優秀支店と競う「本店アワード」にノミネートされる。
 会合があった日、審査委員長の笠原支店長をはじめとした審査員ら5人、各支店のプレゼンテーター約20人が参加。発表では、女性目線を活かしたエントランスの環境改善や、地元金融機関の女性支店長を交えた座談会の開催、パートタイマーの早期戦力化を目指した手厚いフォローを実践してきたことなどが次々と報告された。
 ちなみに、本店アワードへの出場が予め決まっている高松支店(四国地区の拠点支店)は、元宝塚歌劇団の大峯麻友さんを招いたセミナー開催のほか、女性活躍の意義について職員間で意見交換会を実施したことなどをプレゼンした。
 審査の結果、最優秀賞は高知支店に決まり、笠原支店長から表彰状が手渡された。高知支店は、ワークライフバランスの実現を目指したセミナー開催などに加え、地方銀行と連携し、女性活躍を推進する企業や創業を応援する、2つの協調融資商品を開発したことを報告。新規性や対外的な活動が特に進んでいるという点が高く評価され、今回の受賞に至った。
 高知支店の成田誠さんは、「一年間かけてコツコツ取組んできた活動が認められてうれしい。これからも県や金融機関との連携を深め、地域に貢献していきたい」と、笑顔。笠原支店長は、「互いの活動内容を共有することで、各支店のレベルアップにつなげてほしい」と、期待を話した。
 今後、高松支店と高知支店は2月12日、東京都千代田区の本店で開かれる全国大会(本店アワード)で取組みを競う。


香川輸入車ショウのお知らせ

「香川輸入車ショウ&商談会」が、サンメッセ香川大展示場(高松市林町)で1月30日(土)・31日(日)開催されます。
 開場時間は両日とも10〜17時、入場は無料。
 19回目を迎える今回は、県内外の正規輸入車ディーラー15社が参加。世界六カ国21ブランドからスポーツカーや高級サルーン、小型車など最新モデルの新車百三台を展示。認定中古車フェアも同時開催し、約四十台が展示販売されます。


「神山の奇跡」から考える。大南信也氏の講演会開催

 地方の人口減少が問題となっている中、様々な取り組みで人口増加へ導いたNPO法人グリーンバレー理事長の大南信也氏による講演会が1月26日に旧善通寺偕行社(善通寺市)にて開催された。
 同氏は1953年徳島県神山町生まれ。米国スタンフォード大学院修了後に帰郷し、家業の建設業を営むが、公共事業だけでは過疎を食い止められないとの想いから、仲間とともに「住民主導のまちづくり」を実践。
 04年にNPO法人グリーンバレーを設立し、自分たちの町に必要になる職人や起業家、芸術家をピンポイントで逆指名する「ワーク・イン・レジデンス」などのプロジェクトを始動した。モノではなく人がベースの仕組みづくりを目指し、多様性あふれる人材が集う創造地域『せかいのかみやまづくり』を実践している。
 講演では、若い世代の人たちが神山町でどのように新しいビジネスを展開していったかの様子と、農林業のみに頼らないバランスの取れた接続可能な地域づくりの取り組みについて語り、首都圏とは違った魅力ある地方創生への活動を公開した。
 講演後の質疑応答では、善通寺をいかに活性化していくか想いを持った熱意ある質問が飛び交い、会場の熱が上がっていた。
 新しい働きかたや暮らしかたを編み出した同氏の取り組みを、国内全体に浸透さすことで地方創生のツールに繋がってくることに期待ができる。


「高校生ビジネスプラン・グランプリ」/準グランプリは高松工芸高に決まる

 全国の高校生らがビジネスアイデアを競う「第3回 創造力、無限大∞ 高校生ビジネスプラン・グランプリ」(日本政策金融公庫主催)の最終審査会が1月10日、東京大学の本郷キャンパスであり、準グランプリに県立高松工芸高校(渡邊晋二校長)のプランが選ばれた。
 高松工芸高は全国で唯一、3年連続のファイナリスト進出校。エントリー総数264校・2333件の応募のなかから勝ち上がり、このたび、絞り込まれた10校に残った。同校は昨年の第2回でも10校に残り、審査員特別賞を受賞している。
 今回、準グランプリに輝いたのはチーム「お遍路☆GIRLS」のプラン「おへんろレンタサイクル〜四国八十八カ所 慈転車(じてんしゃ)参り〜」。
 四国八十八カ所の各寺に貸出・返却できるレンタサイクルを設置し、自転車での巡拝をサポートしながら地域活性化をはかるというもの。審査会では「完成度が高く、ビジネスの実現性もある。四国の地域創生にもつながる」と、高い評価を受けた。
 さらに、同校は準グランプリに加え、チーム「TKK JK☆ズ」のプラン「Jump in →S(ストーリー)〜物語に飛び込め!〜」が、優秀プランに贈られる「高校生ビジネスプラン・ベスト100」に選ばれている。内容は専用アプリを使って自分や自分の子ども等が登場人物になれる絵本をつくるというものだ。
 1月25日には、その授与式が同校であり、両プランを考案した生徒らが出席。日本政策金融公庫の舛田一彦氏(四国地区統轄)から表彰状が手渡された。
 お遍路☆GIRLSの生徒(2年生)は、「本当にたくさんの人に助けられながらつくったプラン。準グランプリという結果は素直にうれしい。来年もグランプリを目指して頑張りたいです」と、目を輝かせていた。


東進ハイスクールの林 修氏を迎え講演会

 1月25日、香川銀行の取引企業で構成する異業種交流組織「香川ニュービジネスクラブ主催」の講演会が、アルファあなぶきホールで開かれた。
 講師は東進ハイスクール 東進衛星予備校の現代文講師で、多数のテレビ番組でも活躍中の林 修氏。「覚悟を持って生きる」をテーマに講演した。
 その後、JRホテルクレメント高松に会場を移し交流会が開かれ、参加者は親睦を深めた。