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地震と火事には気を付けて/丸亀町グリーンで「防災訓練」

 複合商業施設・丸亀町グリーン(高松市丸亀町)の西館で5月21日、テナントの従業員を対象とした防災訓練が行われた。訓練は、同施設のオープン以降毎年2回、春と秋に実施されている。
 この日は50店舗のテナントの従業員ら約70名が集まり、防災センターの担当者から消化器を使った初期消火、自身の身の守り方などを教わった。また今回は、いつ何時でも即対応できるよう研修型の訓練も実施。
 参加者は、震災や火災で動けなくなった負傷者を、速やかに安全な場所にまで運び出せる「怪我人の抱え方」を会得。意識のある怪我人、意識のない怪我人を想定しながら、それぞれに合った抱え方をペアになって練習した。
 その後、地震による火災の発生を想定した模擬訓練では、早速練習を活かし、負傷者(役)を安全な場所(搬入口)にまで運び出したり、緊急地震速報が流れたときは腰を低くして身を守る姿勢をとったりした。
 防災センターの担当者は、「訓練を活かし、緊急時に対応できるようにすることが一番大事」とする一方、訓練以外でも、「火災を見付けた場合は、すぐに119番すること。誰かが連絡しているという勝手な思い込みで対応が遅れ、小さな火事で終わるところを取り返しのつかない大きな火事に発展した事例もある」と、強く呼び掛けた。


ナイスタウン出版が別冊発行

 ナイスタウン出版(高松市栗林町 吉田洋子社長)は5月19日、ポケットサイズの別冊「スイーツパスポートVol.2」を発行した。同社は昨年11月、全国各地で発行され人気の「ランチパスポート」シリーズの姉妹誌、「スイーツパスポート香川版Vol.1」を発売。このたび第二弾の投入となった。
 県内で話題のスイーツ店を収録した同誌。カフェ、パティスリー、和カフェ&和菓子のカテゴリーに分け紹介している。より見やすく誌面レイアウトをプチリニューアル、掲載店舗数はVol.1の72店から、80店舗へと拡大した。
 各店のおすすめ商品が、スイーツパスポート提示により500円(税別、税込あり)で注文できるのが同誌の特長。使ってお得なパスポートだが、県内のカフェ紹介本としての価値もある一冊に仕上がっている。
 パスポート有効期間は今年11月18日。
 書店、コンビニで販売中。994円(税込)。


高松市内のホテルで総会、今年度の事業方針決める/四国ツーリズム創造機構

 四国4県の官民が団結して観光振興に取り組む四国ツーリズム創造機構(高松市サンポート 松田清宏会長)の総会が5月19日、高松市浜ノ町のJRホテルクレメント高松で開かれ、今年度の事業方針を決めた。
 この日の総会には、四国運輸局や県観光協会、旅行関係者らなど約100名が出席。
 開催にあたり、松田会長はあいさつで、「大都市と地方の魅力を明確に線引きすれば、もっと地方の観光が活きてくるようになる」と述べ、観光振興に向けて全力で取り組む姿勢をみせた。
 本年度の事業計画について、国内大都市圏などからの誘客戦略では、平成29年度の春季(4月〜6月)に四国で開催される大型観光キャンペーン「デスティネーション・キャンペーン(DC)」に向け、四国4県と県観光協会、JR四国で構成する「四国DC推進委員会(仮称)」を立ち上げ、実施計画の策定作業に早急に取り組む。また、四国DC開催の一年前にあたる平成28年5月には、全国の旅行会社を招聘し、具体的な観光素材を説明する。
 東アジア・欧米豪からの誘客戦略では、外国語版の四国ガイドマップを発行するなどして、四国全体が観光目的地となるよう情報発信の強化に取り組むほか、海外の人気ブロガーや四国在住の外国人に、自身のフェイスブックや海外の旅行サイト上で四国の魅力を紹介してもらう事業の展開も進め、個人旅行者の需要を喚起する方針。
 これらの事業計画、収支予算などはすべて可決した。なお、総会があった5月19日から二年間は引き続き、松田清宏氏が会長を務める。


ことでんレトロ列車内で演劇

 高松琴平電気鉄道(高松市栗林町 真鍋康正社長 写真後列中央)は、東京を中心に活動する劇団「シアターキューブリック」(緑川憲仁代表理事)と連携、9月のシルバーウィーク期間中、ことでん列車内で『ことでんスリーナイン』を上演する。
 走行する列車の中で、劇を演じるというユニークな試み。旅をしながら演劇を楽しみ、ストーリーにはその土地のオリジナルの魅力を盛り込み、車窓の風景なども演出の一つとして活かす。
 5月18日、ことでん真鍋社長、作・演出を担当するシアターキューブリック緑川代表、ことでんスリーナインの出演俳優等が仏生山駅車庫で会見に臨んだ。
 真鍋社長は「ワクワクするような企画でことでんの新しい魅力と、沿線の魅力を再発見して欲しい」と話した。
 公演は全12便で二両編成の特別臨時列車を運行。往路の仏生山駅〜滝宮駅で前半を上演、滝宮駅〜仏生山駅の復路で後半を上演する。滝宮駅で下車し「まちあるき」を行う。


料亭で楽しむ三味線と和太鼓

 料亭二蝶(高松市百間町7-7)では6月3日(水)、津軽三味線と和太鼓コンサート「極音 –Gokuon−」を開く。
 津軽三味線の若獅子 山口晃司さん、和太鼓の若き貴公子 笛木良彦さんによる津軽の名曲の演奏、そしてトーク、二蝶の料理を堪能できるイベント。二蝶と縁があり、山口さんと共演したこともある、さぬき市出身の津軽三味線奏者 筒井茂広さんも特別出演する。
 昼・夜の2回公演で、昼席は受付11時30分〜、食事12時〜、演奏13時〜。夜席は18時より受付、食事18時30分、演奏20時〜。
 昼6,000円、夜10,000円。
 極音は、昨年6月に続き2回目となる。