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「建国記念の日を祝う会」/元NHKアナの山根基世さんが講演 

 毎年開かれている建国記念の日を祝う会「奉祝 香川県民の集い」(同実行委員会 木村大三郎会長)が2月11日、アルファあなぶきホール(高松市玉藻町)であった。この日の会場は、ほぼ満席の約800人が出席。国歌斉唱で幕を開けた後、冒頭の挨拶で木村会長は、「この集いを通じて改めて“日本の良さ”を感じてほしい」と、述べた。 
 また記念講演には、元NHKアナウンサーの山根基世さん(高松市出身)を招き、「言霊の幸(さきわ)ふ国へ」と題したテーマで話しを展開。
 山根さんはNHKを退職後、自身の放送経験を生かして朗読や読み語りなどをする活動を続け、言葉の大切さを伝えている。
 今回の講演からは昨今、子供たちの言葉の力が著しく低下していることを指摘。現代社会では、その力を自然に身につけることは難しく、「地域の大人たちが意識して育ててあげることが大事な時代です」と強調。地域で子供の言葉の力を育てることが、未来の国づくりにもつながることを訴えた。
 このほか、高松第一高校の合唱部による奉唱歌もあり、「紀元節」や「香川県民歌」を会場の出席者らとともに歌ったりするなどして、この日を盛大に祝った。


次世代型の印刷関連機材をPR/一誠社

 次世代型のオンデマンドシステムや加工機、小ロット向けの印刷機などが一堂に並ぶイベント「新春フェアー」が2月5日と6日の二日間、高松市屋島西町にある高松テルサであった。 
 このイベントは、印刷関連機材を販売する㈱一誠社(高松市田村町 佐々木博美社長)が主催。印刷会社の関係者らを中心に最新の技術を知ってもらおうと毎年同時期に開かれているもの。
 同日、13の企業ら(メーカー)が5色印刷対応のカラーLEDプリンタや、封筒向けのオンデマンドプリンター、電動の断裁機などを持ち寄り、小ロットに対応する機材約20点を出展。来場者は各製品の担当者から詳しい説明を受けながら実際に機材を操作するなどして、その技術を肌で体感していた。
 一誠社によると、大ロット生産の「オフセット印刷」に比べ、短納期・少部数に対応する小ロット生産の「オンデマンド印刷」が、業界のなかでも主流になっているようだ。昨今では、そのオンデマンドの印刷機に対応できる関連機材が数多く研究開発されていて、毎年のように技術も向上しているという。さらに、紙媒体の情報をスマホやタブレットにも連動して閲覧できるようにするソフトウェアの開発も多くの企業で進んでいるとのこと。
 同社特販営業部の手塚正夫部長は、「このイベントを通じて最新機材の技術を知っていただき、今後のビジネスに役立ててほしい」と、期待を話している。
 次回は夏頃、高松市林町のサンメッセ香川で最新機材の展示会「一誠社フェア」が開かれる予定。


丸亀市内で「婚活を推進するイベント」開かれる/(公財)丸亀市福祉事業団

 独身の男女らに結婚を促し、婚活に一歩を踏み出してもらおうと2月8日、婚活を推進するイベント(主催:丸亀市福祉事業団)が丸亀市生涯学習センター(丸亀市大手町)であった。
 このイベントは、少子化対策を目的に「丸亀市健やか子ども基金」を活用した助成事業。基調講演と交流会の二部構成で行われた。   
 同日、第一部では、早稲田大学国際教養学部教授の森川友義氏を講師に招き、「結婚という大切な文化を次世代へ」と題したテーマで講演。以前に比べて「お見合い結婚」などはほとんど聞かなくなった昨今、自ら行動を起こすことが大事と話していて、気になる相手がいれば積極的にスマホアプリ「ライン」や携帯電話の番号、SNSなどを交換し、交流を続けることが必須と説明。約100人の傾聴者らを前に、男女の恋愛を学術的に冗談も交えながら楽しく話しを展開した。
 その後は、独身の男女27名が別室に集まり、赤ちゃん連れの夫妻から結婚前と結婚後の話しを聞いたり、実際に赤ちゃんを抱いたりして、その可愛さを体感するという交流会もあった。フリートークの時間には、仕事や趣味、休日の過ごし方などの話しをきっかけに男女らは仲を深め、ラインや電話番号を交換したりしていた。
 この交流会に参加していた丸亀市の会社員女性(34歳)は、「また会ってみたいと思える人に出会えたことがうれしい」と、笑顔で話した。


児童らに空の世界を紹介/日本航空が「お仕事講座」を開催

 日本航空㈱(JAL)高松支店(高松市磨屋町 福永航一支店長)は2月5日、児童らに空の世界を紹介する出前授業「JAL そらいく お仕事講座」を、市立前田小学校(高松市前田東町)で開いた。同講座は、小学生を対象に航空会社の仕事内容や、CAの活躍ぶりを知ってもらおうと、これまでも継続的に行われている活動。
 この日、JALのCA、長尾亜美さん(高松市出身)が制服姿で講師を務め、3〜4年生の児童ら約120名を前に、航空会社や飛行機の概要などをゆっくりと丁寧に説明。また自身がCAになろうと思ったきっかけや、CAに求められる知識、接客マナーの大切さを紹介したほか、持ち前の英語で機内アナウンスも実演披露。会場は拍手の渦に包まれた。
 この講座を聞いた6年生の男子児童は、「自分を優先するのではなく、お客さんのことを一番に考えているのはすごいと思った。僕も飛行機に乗ってみたい」と、興味津々な様子。
 長尾さんは、「日頃からおもいやりの気持ちを大事にしてもらいたい。今日はその気持ちを少しでも感じてもらえれば」と、笑顔で話した。


最優秀賞に(株)禾が選ばれる

 かがわ産業支援財団(高松市林町 中山 貢理事長)は2月5日、サンメッセ香川を会場に、かがわビジネスモデル・チャレンジコンペ2014を開いた。
 創造的な技術や商品、サービスなどを新規開発する斬新なビジネスプランを募集し、事業化を支援していく同コンペ。昨秋プランの応募を受け付け審査、この日の最終審査会には7事業者が進んだ。
 公開プレゼン、審査の結果、三大食物アレルゲン不使用の長期保存可能な備蓄用食品の商品化に取り組む株式会社禾(綾川町)が最優秀賞に選ばれた。