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(一社)香川経済同友会が県に提言 テレワークで地方創生に追い風を

テレワークの普及がどのように「地方創生」の“追い風”となるのか?
 (一社)香川経済同友会は7月6日、「With/Afterコロナ時代における地方創生テレワークの実現」と題する提言書を香川県に提出した。香川県にテレワーク環境の整備や支援などを求め、移住者の増加や地方創生につなげたいとしている。
 同日、合田耕三代表幹事、間島賢治代表幹事、地方創生委員会 岡井覚一郎委員長、技術革新委員会 三ケ尻哲也委員長、大谷誠一事務局長の5氏が県庁を訪れ、浜田知事に提言書を手渡した。
 提言では、①全国知事会などでの積極的な周知②協力企業への補助金などインセンティブ③公有施設を利活用したサテライトオフィスの推進・環境整備④東京への出張費など財政支援⑤県内での副業・兼業、転職サポート、教育環境の整備、の5つを具体的に提案。
 合田代表幹事は「経済復興の第一歩となるように、香川の良さをあらゆる機会でアピールしていただければ」と強調した。



第27回 芦原科学賞贈呈式 大賞は大倉工業㈱

 (公財)かがわ産業支援財団(高松市 大津佳裕理事長)は7月2日、香川県頭脳化センターで「第27回芦原科学賞」の贈呈式を開き、大賞の大倉工業㈱をはじめとする3社をたたえた。

 大賞は大倉工業㈱(丸亀市 神田 進社長)の山下英之、銭瓶昌明、植松章人の3氏による、「ガスパック包装に利用するバリアシュリンクフィルムの開発」が選ばれた。
 大倉工業は、日本で年間643万トンも発生している食品ロスの削減に貢献するため、食品のロングライフ化に有用なガスパック包装用のバリアシュリンクフィルムを開発。精肉や鮮魚切り身は2日程度、畜肉加工食品は7日程度、賞味期限を延ばすことに成功した。また、パックの防曇性にも優れ、生鮮食品の見映えも向上することから、日本流通大手各社やコンビニが採用するなど、今後とも販売の増加が期待できる。

 功労賞は三豊市に営業所を構える東洋炭素㈱(大阪市 近藤尚孝社長)の町野 洋氏、尾藤信吾氏、冨田修平氏で、テーマは「工業炉用途炭素繊維強化炭素複合材料の製品開発とそれによる事業拡大」。

 奨励賞は㈲日本健康科学研究センター(東かがわ市)の所長 岩倉泰一郎氏の「皮膚上に耐水性被膜(フィルム)を形成する外用製剤の研究開発」。




ワム・オールアスリートステーションが7月3日オープン

 スイムチーム「WAMST」(渡邊治郎代表)は7月3日、スイミングスクールにフィットネスクラブを併設した新拠点『ワム・オールアスリートステーション』を開設。
 高松市香川町浅野998。塩江街道沿いに約2,300坪の敷地を有し、一部2階建てで延床面積は約440坪。
 スイミングプールは25メートルが7レーン。うち2レーンは競泳選手育成レーンとして、日本水泳連盟の公認スタート台、背泳ぎ用のスタート補助装置であるバックストロークレッジを完備する。全長6メートル、水深0・6メートルの幼児用プールも用意した。
 プールは、優れた除菌力があり肌への刺激が少ない電解次亜塩素酸水を生成して使用。
 一方、フィットネスは健康維持、機能改善にウエイトを置いたコンディショニングマシンと、アスリート志向のマシンを完備しており、全国で人気の株式会社鍛錬(滋賀県)製を揃えた。フィットネスルームには、運動機能向上や疲労回復など体のコンディショニング維持に効果を発揮する、高気圧酸素ルームを四国内のスイミングスクールでは初めて導入した。その他、1階にはサウナルーム、プール・フィットネスそれぞれ男女別の更衣室を配置している。
 プールを見渡せる2階は保護者等の観覧スペースと授乳コーナー。一角には多目的スペースを確保しており、今後ヨガ教室やイベントなどに活用する考えだ。
 会員制で、法人会員や1日利用のスポット会員なども設定。
 120台以上駐車可能。
 電話087-879-1126




本誌6月25日号14頁における訂正とお詫び

 香川証券㈱(高松市 中條博之社長)は、「今こそ、地域応援キャンペーン!Smile with Summer」を開始した。
 同キャンペーンは、期間中『ネット de らくだ』に申込み・利用している顧客に、新規資金で期間累計金額五百万円以上購入すると、受渡金額の0.5%相当の県産品または各種利用券をプレゼント。
 また、新規口座で『ネット de らくだ』を利用し、新規資金で五百万円以上購入すると、受渡金額の1%を現金でキャッシュバックする(条件に該当品しない顧客は新規資金で期間累計五百万円以上により0.5%現金キャッシュバック)。
 対象商品は、投資信託・外国債券・仕組債(投信・債券・株式の売却代金からの乗換買付は対象外)。
 期間は7月31日(金)の約定分まで。

※訂正
本誌6月25日号(No.1275)の14頁の「地元応援キャンペーンSmile with Summerを開始/香川証券㈱」の記事にて誤った表記がございました。誤り「新規資金で五百万円以上購入すると、受取金額の0.1%を現金でキャッシュバック」→正しくは「新規資金で五百万円以上購入すると、受取金額の1%を現金でキャッシュバック」、誤り「期間は7月31日(金)の成約分まで」→正しくは「期間は7月31日(金)の約定分まで」となります。
弊社の掲載した本記事の一部に間違いがございましたが、訂正しております。
小誌「かがわ経済レポート」でも、同箇所を修正しております。
ここに訂正し、お詫び致します。


ブライダルフェアでwithコロナ時代の新しい結婚式を提案

 withコロナ時代の新しい挙式・披露宴を提案しているJRホテルクレメント高松(高松市浜ノ町)は6月28日、挙式予定カップルを迎えシミュレーションウェディングパーティーを開催。34組69名の参加を集めた。
 眺望が自慢のクリスタルマリンチャペルで人面式による模擬挙式の後、本番さながらの緊張感に包まれた模擬披露宴が開かれた。
 会場前にはサーマルカメラによる検温システムを設置。受付では、ゲストカード、エスコートカードを提案。
 感染拡大防止で有効な適切なソーシャルディスタンスにも十分配慮。従来の披露宴では1テーブルに8〜10名を配席していたが、新たな基準として最大5名までに変更している。さらに会場は1時間に5回換気を行う。
 料理は従来からの西洋料理コースに加え、お重を使った日本料理、西洋料理、和洋折衷料理を提案。蓋を開けた瞬間の驚きというお重だからこその楽しみがあり、蓋により飛沫混入の防止にもつながる。またお重に何品か盛り込むことで、配膳するホテルスタッフとの接触機会減にもなる。
 そのほか、席間に設置するアクリルボード、ゲストが自席にいながら撮影した画像を会場スクリーンに投影し共有できるシステム「スマッシュ」などが紹介された。