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生涯現役社会の実現に向けたシンポジウム開かれる

 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構の主催する、2019年度「生涯現役社会の実現に向けたシンポジウム」が10月29日、サンポートホール高松で開催され経営者や人事担当者などが参加した。
 厚生労働省、香川労働局ほかの後援。
 基調講演の講師は人的資源管理、職業能力開発を専門とする玉川大学経営学部国際経営学科の大木栄一教授。「60歳代前半層の戦力化と人事管理の整備」をテーマに講演。
 市場と企業が従業員に求めることは変化しており、人事管理には、企業が高齢社員に期待する役割を「知らせる」仕組みと、能力・意欲を「知る」仕組みの整備が必要だと解説。企業は何をして欲しいか、高齢社員は何をしたいのかを明確にしなければならないと強調。
 事例発表に登場したのは穴吹ハウジングサービスの人事部 福川朋孝課長とマルナカ人事部の岡 達也主任。定年延長などそれぞれ生涯現役社会の実現に向けての取り組みを発表。
 定年延長によるデメリットはあるとした上で、それを上回るメリットのほうが大きいと話した。
 その後、大木教授をコーディネーターに、福川氏、岡氏をバネリストにディスカッションで意見を交わした。


中小企業の採用活動に役立つ無料勉強会を開催へ

 大一広告(高松市中野町)は11月28日(木)、中小企業の経営者・採用担当者を対象とした、採用活動に役立つ無料勉強会を開催することを決め、参加者を募集中。
 人手不足時代となり採用活動に苦労している地方企業は多い。新規採用で失敗したくない、応募数が少ない、自社の魅力づけがわからない、欲しいと思った人材に辞退される等々、様々な悩みがあるはずだ。
 一方で、採用活動で成功を収めている企業がある。その成功ノウハウを取り入れて、採用活動を成功に導こうという勉強会。参加者間の情報交換、最新事例や成功事例の共有・紹介を行う貴重な機会となる。
 会場は香川県教育会館(高松市西宝町)2階会議室で、14時〜16時。
 第1講座(14時〜14時40分)は船井総合研究所 保泉泰宏氏を特別講師に迎える『新卒採用を成功させる採用マーケティングとは?』。求職者の求めていることを解説し、高卒・大卒採用の基本ポイントを伝授する内容。
 第2講座(14時45分〜15時15分)は大一広告営業部 井原正人部長による『成功している企業が取り組んでいること』。求職者への情報提供法ほか。
 講演に続き情報交換会と、まとめ講座。
 定員は先着20社で、1社2名まで参加可能。
 近年同社は地元企業の採用支援を強化しており、今春には高校生就職応援BOOK『COURSE』香川版を創刊。求人票からはわかりにくい地元企業の情報を高校生目線で伝える編集で好評を得ている。地元企業30社を掲載しており、県内すべての高校を訪ね就職課の教職員と面談し必要部数を配布した。現在、来春発行号の準備を進めている。
 無料勉強会の問い合わせは同社087ー861ー3737、desk@ad-big1.com


さかいで楽市楽座が、女子プロレス大会開催

 2011年より、JR坂出駅前ハナミズキ広場で、毎月第3日曜日の定期開催を続けている朝市「さかいで楽市楽座」。坂出商工会議所青年部さかいで楽市楽座実行委員会が地域振興を目的に開いているもので、先ごろ通算100回を超えた。
 100回突破を記念し、11月17日(日)の市の開催日に「さかいでプロレス☆フェスティバル アイスリボン坂出大会」を開くこととなった。
 地元キッズやシンガーによるステージ、ちびっこプロレス教室などのイベントの後、人気、実力ともトップクラスの女子プロレス団体「アイスリボン」を迎える大会。藤本つかさ、世羅りさ、雪妃真矢はじめ人気レスラーが揃い、香川大学出身のリングアナ「はらあい」も参加。2013年から源平紅白キャラバン隊として2年間香川県に在住していた高瀬みゆきも、プロレスラーとして他団体から友情出演する。
 ご当地プロレス団体「UDONプロレス」も提供試合を予定している。
 当日会場内は、坂出の観光PRブースなども出展し、イベントを盛り上げる。
 実行委員会では「この日は、さかいで楽市楽座11月市の日でもあり、昼は楽市楽座、夜はプロレス大会と一日中楽しんで欲しい」と多くの来場を呼びかけている。
 会場はイオン坂出店3階の多目的ホール。開場17時、試合開始18時を予定する。
 前売りチケットは最前列席7000円、指定席4000円ほか。中高生の当日チケットは1000円。
 開催にあたり実行委員会メンバー、アイスリボン佐藤肇社長、雪妃真矢選手が坂出市役所を表敬訪問。綾 宏坂出市長に開催報告と挨拶をおこなった。
 なお朝市は9時〜14時で入場無料。


香川銀行の新本店ビル、11月18日にグランドオープン

 香川銀行(本田典孝頭取)が旧本店跡地で建設を進めていた新本店ビル(高松市亀井町6ー1)は、11月18日(月)にグランドオープンを迎える。先ごろ内覧会を開き竣工したばかりの新本店ビルの内部を一足先に披露した。
 テーマ・基本コンセプトは「ずっとそこに在る」。昭和44年に完成し、この地で48年の歴史を刻んだ旧本店ビル。その思いを引き継ぎ、次の50年、100年と県民の心に在り続ける本店ビルを目指した。
 外観は外壁に石材を用いることで旧本店の伝統を継承し、都市景観との調和を重視。
 受付エントランスの壁面は庵治石を使用し、世界的芸術家濱野年宏氏の作品「紅白梅図」が掛けられ、ATMコーナーや役員応接室には、香川の伝統工芸品「組手細工」(伝統工芸士 生島直樹氏の作品)を配し、役員応接室にはアクリル樹脂パネルメーカーの日プラ製シャンデリアを採用した。
 また、旧本店で使用していた御影石や工芸品を再生利用し記憶を伝承。
 来店者の多い1、2階の本店営業部はロビーや相談スペースを充実させ、自動貸金庫の設置など利便性に優れる環境を整えた。1階の什器は、瀬戸芸でも活躍する服部滋樹氏のセレクト品ならびに工房の製作品を採用している。
 設計・監理㈱三菱地所設計、監理㈱三菱地所設計、真鍋令建築設計事務所、施工は大成・日栄建設工事共同企業体。電気設備工事 大一電気工業、空調衛生設備工事 徳寿工業・四電工建設工事共同企業体。
 18日に来賓を迎えテープカット。当日と19日は本店営業部の来店者に記念品をプレゼントする。



手打ちうどん体験道場併設の新工場が稼働

 さぬき麺業(高松市松並町 香川政明社長)が整備を進めてきた、本社西にある第二工場の建て替え工事が終了。新工場でのさぬきうどん生産をスタートしている。
 平成3年に取得し稼働を始めた第二工場。1階が製造工場、2階では手打ちうどん体験道場を運営してきたが、施設全体の老朽化が進んだことから新築したものだ。外観は瓦葺きのどっしりした純和風で、工場とは思えない造り。
 新工場は鉄骨2階建てで、延床面積は旧工場とほぼ同じ約1000㎡。旧施設同様に1階で製造、2階を体験道場とする。製造ラインを見やすい見学コーナーとして、新たに2階に団体客専用の飲食スペースを整備した。
 製造ラインは、ロール機、ねり機、麺機など一部を入れ替え作業動線を改善。乾燥室を最新設備に刷新するなど衛生環境も向上した。1日あたりの生産能力は生うどん3万食、乾麺1万食で従来通り。今後HACCPの認証取得を計画しているという。
 2階の手打ちうどん体験道場は最大で100人が同時に体験可能。
 隣接の団体専用飲食コーナーには100席以上を確保。うどんに讃岐おでんやミニちらし、天ぷらなどを盛り合わせたセット料理(1000円より)を提供する。