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さぬき讃フルーツ/キックオフイベント開催

 糖度など一定基準を満たした高品質な県産果物「さぬき讃フルーツ」の夏果実の本格的な出荷開始に合わせ、「サマーキャンペーン2018」のキックオフイベントが6月20日、高松市丸亀町壱番街前ドーム広場にて開催された。
 同キャンペーンは、さぬき讃フルーツのおいしさと魅力をより多くの消費者に知ってもらうため、6月23日(土)高松三越を皮切りに8月までの期間、県内主要取扱店等での試食宣伝などを実施するもの。
 現在、県が認定するさぬき讃フルーツは8品目15品種。これからのシーズンは温州ミカン「小原紅早生」やビワの「なつたより」、桃や社員マスカットなど多くの品種が出回る。
 同日会場には県、JA香川県、さぬき讃フルーツ生産者、市場流通業者の各代表が出席。また、先般行われた初競りで過去最高の一箱万円の値が付いた小原紅早生も展示され、来場者から注目を集めた。
 主催者挨拶にて浜田知事は「さぬき讃フルーツは食物繊維やビタミンが豊富に含まれていることから、健康面からも注目されている。今後も高品質なフルーツを県民の方々にお届けしていきたい」
 と述べる。
 その後開かれた試食会では、6月よりさぬき讃フルーツ大使に選任された藤井美尋さん、和泉菜乙さんが一口サイズにされたフルーツの盛り合わせを会場にいた子連れや主婦に手渡し、県産フルーツのPRに努めた。


「署名ついに10万人達成」/市民の会が玉藻公園でセレモニー、次のステップへ

 地元の経済団体らで構成する、日本の三大水城「高松城」の天守復元を目指す市民の会。かねてより行っていた高松城の復元を求める署名活動において、ついに目標の10万人を達成。6月17日、玉藻公園の西門でセレモニーが開かれた。
 この「NPO法人高松城の復元を進める市民の会」(古川康造理事長)は、天守復元に向けた具体的なアクションとして2016年8月、10万人を目標に署名活動をスタート。これまで玉藻公園など高松市内を中心に協力の呼び掛けを行っており、同日朝の来園者の署名で10万人に達した。
 このたび10万人目となったのは、神奈川県から仕事と旅行を兼ねて高松市に訪れたという夫婦・谷亀祐子さん(58歳)。突然のことで驚きを隠せない様子をみせながらも、天守閣は大好きとのことで、「一生分の運を使い果たしたくらいビックリしています。とてもうれしいです」と笑顔をみせた。セレモニーでは古川理事長が、「天守復元はそう簡単に実現できるものではないが、10万人達成は大きな転機になる。今日はどうもありがとうございました」とあいさつした後、記念品として夫婦に高松城のミニチュア模型が贈られた。
 今後、市民の会は次のステップとして10万人達成を高松市に報告する。同市を通じて文化庁に署名を提出してもらい、復元に向けた交渉を持ちかけたい考えだ。


新生「キャリスタ」はじまる/第一弾は「飲食業」テーマに開催、会場で意見交換も

 これから独立したいなど、すべての働く女性の活躍を後押しする講座「SANUKI WOMAN キャリスタ塾」(高松信用金庫主催)が6月15日朝、高松市のライオン通商店街にある「Smile's」で開かれた。参加者は先輩起業家の話やグループディスカッションを通じて今後の将来像を見つめ直した。
 キャリスタは発案者で学生服のリユースショップ「さくらや」を全国展開する馬場加奈子社長(㈱サンクラッド)と、高松信用金庫(蓮井明博理事長)が手を組んで開催。これまでも2015年11月から2016年12月にかけて定期開催されており、1期につき3回受けることを修了条件に、60人超の5期生までを輩出している。
 2017年6月には参加者の集大成として、塾生らが中心になって飲食の販売ブースなどを設ける「キャリフェス〜働く女性の文化祭〜」と題したイベントを瓦町FLAG(高松市常磐町)で開き、大盛況で幕引き。これで一旦区切りをつけていた。
 今回からはじまった新生キャリスタは趣向を変え、テーマ別に一回受ければ完結するようカリキュラムを組んだ。今年度は全3回の開催を予定していて、この日を皮切りに「飲食業」、8月28日は「雑貨・サービス業」(会場=同金庫花園支店)、来年2月19日は「美容業」(会場=同金庫レインボー支店)と続く。各回の定員は7人程度。
 第一回目の講師を務めたのは馬場社長はじめ、武下裕子さん(Organic Café Kitchen Garden)と木村加代子さん(瀬戸内グラノーラファクトリー)。パネルディスカッション形式で行われ冒頭、武下さんと木村さんが起業を決めたエピソードなどを紹介。
 コーディネーターの馬場社長が「開店後の集客方法は?」という質問を投げ掛けると、2人からフェイスブックの活用が挙がり、「(SNSに載せる)食べ物をより美味しそうに見せる写真(の撮り方)も大事」としたほか、加えて「パッケージ(デザイン)はいろんな人に見てもらって意見を聞くのがベター」とアドバイス。
 また参加者から挙がった「将来のビジョンはあるが、何をどうして良いか分からない」という悩みに対しては、起業する直前の自身に置き換え、「計画を立て過ぎるとアレコレ考えてしまう。他に事例がないならビジネスチャンス。夢があるならとりあえず動いてみよう」と背中を押した。
 その後は互いの目標を確認し合うグループディスカッション、昼食も兼ねた交流会があった。キャリスタに興味のある人は下記まで。
TEL:0120−842−880(高松信用金庫 お客様相談室【平日9時〜17時】) 


今年度の新規事業など確認、高松国際ホテルで通常総会/香川県中小企業団体中央会

 香川県内の協同組合等で構成する香川県中小企業団体中央会(国東照正会長)の通常総会が6月14日夕、高松市木太町の高松国際ホテルで開かれ、今年度の事業計画などを申し合わせた。
 この日、会場には会員ら125人が出席。今年度の新規事業では、平成29年度補正予算として組まれた「ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金」において同会が香川県地域事務局となり、中小企業の設備投資などに対して支援を行う。
 また、外国人技能実習生の円滑な受入れを支援するため、香川県の補助を受け、実習実施者や監理団体に対して専門家を派遣し現地指導を行っていく方針とした。
 このほか、役員改選もあり、会長は引き続き国東氏が務めることに。新任の副会長に▼太田元氏(庵治石開発協同組合)▼古川康造氏(香川県商店街振興組合連合会)を迎えた。
 あいさつで国東会長は、「今後も協同組合等の連携組織を支援する唯一の専門機関として、様々な施策に積極的な企画提案を行い、迅速かつ円滑な事業遂行によって県内中小企業の振興・発展のために尽力していく所存」と気を引き締めた。


「四国一の国際空港目指す」/官民連携の協議会が高松空港で初会合

 今年4月に民営化された高松空港(高松市香南町)を四国一の国際空港にしていこうと、官民でつくる「高松空港エアライン誘致等協議会」(小管光裕会長)の初会合が6月14日、同空港で開かれた。今後、さらに国際線を増便するなどして現在の利用客180万人を、2032年には300万人超にまで引き上げたい考えを示した。
 協議会は、香川県や地元の自治体ほか、経済・観光団体、高松空港㈱(渡部哲也社長)などで構成。はじめのあいさつで渡部社長が、「これから皆様のご意見に耳を傾けながら使いやすく、親しまれる空港にしていきたい」と意気込みを述べた。
 今後の計画においては、旅客ビルの増築や駐車場の拡大に向けた整備を進めつつ路線の誘致にも尽力し、2032年には国際線を7路線、国内線を6路線にまで増やしたい意向。利用客は2022年には260万人、2032年には307万人を目標値に設定している。
 小管会長は、「地域の魅力がないと交流人口や空港利用者は伸びていかない。協議会を通じて地域の皆様とともに香川県を盛り上げていきたい」と話していた。