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日本公庫6支店が女性活躍推進活動競う/最優秀賞に高知支店

 日本政策金融公庫の四国内6支店が一堂に会し、各支店間で女性の活躍を推進する取組みを競う同公庫独自の大会「四国ブロックアワード」が1月17日、同公庫高松支店(高松市寿町 和田めぐみ支店長)であった。
 大会は職員のモチベーションアップ、CS(顧客満足)向上にもつなげていこうと毎年この時期に開催されているもので、今年で5回目。全国の各ブロック(地区)でも予選として同様の大会が行われていて、ここで最優秀賞を獲得すれば、各ブロックから選び抜かれた支店と取組みを競う全国大会「本店アワード」への出場権が与えられる。
 同日の6支店によるプレゼンでは商工会議所と連携し、女性の活躍について考える座談会を実施したことや、地元の金融機関が事業所内に設ける保育施設を訪問し、意見交換会を行ったことなどを報告。
 はじめから全国行きが決まっている高松支店(四国地区拠点支店)は、
特別講師を招いた「イクボスセミナー」を主催したことや、接遇向上を目的に、地元の金融機関が各々の職場の取組みや改善策などを話し合う情報交換会を開いたことなどを発表した。
 その後の審査の結果、最優秀賞は高知支店に決まり、和田支店長(四国ブロック女性活躍推進地域委員会委員長)から表彰状が贈られた。ちなみに優秀支店は松山支店だった。
 高知支店は高知大学と連携し、職員らが直接講義を通じて学生らの創業意識を高めたことや、女性の視点を生かした防災対策活動などをプレゼンした。
 高松支店と高知支店は2月9日、四国ブロックの代表として同公庫本店(東京都千代田区)で開かれる全国大会に挑む。


「起業はこんな風に考えて」/創業シンポに銀座セカンドライフの片桐実央社長

 これから起業したいとする人らを対象にした「かがわ発!創業シンポジウム」が1月19日、香川産業頭脳化センタービル(高松市林町)であった。
 シンポは、(公財)かがわ産業支援財団(大津佳裕理事長)が主催するもので、毎年この時期に開催。今年で3回目。同日は約60人が参加した。
 プログラムは3部構成で行われ、特別講演にシニア層の起業を支援する銀座セカンドライフ㈱(東京都中央区)の片桐実央社長が登壇し、「やさしい創業教えます!夢への足掛かりをつくろう」と題したテーマのもと、起業するにあたってのプロセスを丁寧に解説。
 講演で片桐社長は昨今、50〜60代の起業家が増えていることを示したうえで、「特に職歴を活かした経営コンサルタントや営業代行等のサービス業が多い」と指摘。これを例に、「なるべく過去の経験を活かした起業のほうが売上もあがりやすく、安定もしやすい」と促した。
 また、起業が成功しやすい分野については「好きなこと、得意なこと、お金になること。この3つの観点が重なり合う市場をビジネスに考えると比較的スムーズにいく」と説明し、加えて開業資金の調達方法なども紹介した。
 その後、㈱マール(高松市円座町)の梶浦幸代社長をトップバッターとした県内創業者3人による事例発表があったほか、片桐社長を交えたパネルディスカッションも行われた。


「四国遍路の世界遺産登録に役立てて」 /高松F会が15万円を寄附

大手企業などが参画する高松F会(坂本俊樹会長=損害保険ジャパン日本興亜㈱高松支店長)が1月18日、四国4県の行政や経済団体などでつくる「四国八十八箇所霊場と遍路道」世界遺産登録推進協議会(千葉 昭会長)に対して寄附金15万円を贈った。
 F会(芙蓉懇談会)は、みずほファイナンシャルグループをはじめとした芙蓉グループ64社で構成する親睦団体。機関誌の発行ほか、ビアパーティーや情報交換会などのイベントを定期開催し、会員企業間の交流を図っている。
 高松F会は、その香川県版。昭和42年に設立され、現在は15社が参画している。今回の寄附金は、イベントで集めた募金や会費から捻出した。
 この日、香川県庁で贈呈式があり、坂本会長と窪 保彦香川県文化芸術局長(同協議会副会長代理)が出席。坂本会長から窪局長に目録が、窪局長から坂本会長には感謝状が手渡された。
 あいさつで坂本会長は、「F会としても四国八十八箇所霊場と遍路道の世界遺産登録を是非応援したい。頑張ってください」と述べ、窪局長は、「四国遍路は歴史も古く、今や世界中から人が訪れる生きた文化遺産。その素晴らしい価値を証明していくためにも、寄附は学術研究や普及啓発に使わせていただきたい」と話した。
 高松F会は、これまでも大きな震災被害があった熊本県などに義援金として寄附を行っている。


さぬきまるごと恵方巻、さぬき恵方ロール予約開始

 香川県とさぬきうまいもんプロジェクト実行委員会は、さぬきうまいもんプロジェクトの一環として県産食材の魅力を広げるため、県内和食の料理業界と洋菓子団体と連携し、県産食材を使用した恵方巻と恵方ロールを開発。
 県内の飲食店と量販店、洋菓子店で予約販売を行い、恵方巻・恵方ロールを通じて県産食材をPRしていく。
 参加店舗は次の通り。
 恵方巻:県内和食の飲食店(29店)、県内量販店(高松三越、ゆめタウン高松、イオンリテール4店、マルナカ67店)。
 恵方ロール:県内洋菓子店(14社27店)。
 予約受付期間は2月2日(金 ※店舗によって異なる)まで。商品引渡し期間は2月1日(木)〜3日(土 ※同)。
 詳細は http://www.kensanpin.org/umaimon/



「募金百貨店プロジェクト」/「家庭で使えるモノ寄付して」吉田建設が参画、24社目

 (社福)香川県共同募金会(高松市福岡町 八木壮一郎会長)が実施する赤い羽根共同募金「募金百貨店プロジェクト」にこのほど、吉田建設㈱(高松市牟礼町 吉田健二社長)が参画することになり、1月9日に同社で覚書の調印式があった。プロジェクト参加企業としては24社目であるが、高松市内の工務店としては初の参画となる。
 同プロジェクトは、企業が本業などで得た利益の一部を寄付する企画で、共同募金会が窓口となって地域で福祉活動を行う施設や団体に寄付するというもの。
 本件は本業とは離れた珍しいケース。原則毎月第二日曜日を「たまごの日」に指定し、家庭で使えるけど使わなくなった服や本などを同社に持ち込めば、先着30人に卵1パック(6個入)をプレゼントする。
 一点からでも構わない。持参されたモノは後にリサイクルショップで換金し、その全額を共同募金会に寄付し、高松市内の社会福祉活動の一部に役立てる。
 同社によると、新築やリフォームを手掛けることから片付けを行う際、家庭に眠っているモノを捨てるのではなく、何かに活かせないかと「たまごの日」の企画を発案。すでに昨年11月から行っており、11月と12月の持参品を換金し、約1万円を寄付している。今後も「たまごの日」を続けていく方針としている。
 同日の調印式には、吉田社長と石田雄士香川県共同募金会副会長(高松市共同募金委員会会長)が出席し、覚書を交わした。
 式で石田会長は、「これからも募金に関わるすべての運動に共感を持っていただけるよう努めたい」と述べ、吉田社長は、「まだ金額は微力だが、もっと地域に認知されることで良い循環の輪を広げていければ」とあいさつした。