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香川県プロフェッショナル人材戦略セミナー

 (公財)かがわ産業支援財団(高松市)は、香川県プロフェッショナル人材戦略セミナーがこの程、高松国際ホテル・瀬戸の間にて開催した。
 第一部では、香川県政策部地域課津力推進課の田井慎二課長による「プロフェッショナル人材事業について」を講演。
 香川県プロフェッショナル人材戦略拠点とは、地方創生の一環としての内閣府事業。香川県の全面的なナックアップを受け、地域の中堅・中小企業が「攻めの経営」を行おうとする場合に必要となる人材を、都市部からUJIターンでマッチングさせるための拠点。東京を除く46道府県に設置されており、香川には平成27年12月、同財団内に設置された。
 講演では、平成28年度人材マッチング実績は各産業支援財団・金融機関の支援を得て30社、41人を達成。今年度に入り、6月末までの実績では15人が新たに就職したことを発表した。
 第二部は、㈱創裕(高松市朝日新町一七-一五)代表取締役社長 川北 哲氏による「哲・ぽかぽか温泉を創った男〜継ぐものと学び続ける王道の経営〜」を講演。
 川北氏は平成5年に「ゆとりある生活の創造」の経営理念のもと、同社を設立。温浴・外食・ボディケア事業等の新分野へ参入するなど、限りない探求心と創造力の持ち主として知られている。
 また、香川県中小企業化同友会の代表幹事を務め、中小企業化同友会全国協議会幹事、東かがわ市ニューツーリズム協会理事など、多くの公職を歴任し、地域社会へ多いなる貢献を果たす。
 講演では、氏の生い立ちから旧県立香川高等学校卒業就職した農業協同組合から、義兄が設立した㈱中央電設に勤務していた当時の出来事などについて語られる。
 区画整備に伴う換地によって先祖伝来の土地を宅地に変え、大阪で出会った温浴施設に衝撃を受けたことで、六八〇坪の土地を温浴施設として活用する決心を持ったことを明かす。
 一方で、後継者についても社内で立候補制として募集。唯一、長男・祐一郎氏が立候補し、内定したことも明かすなど、同社の更なる飛躍に期待が寄せられる。
 数多くの壁にぶつかりながら、顧客第一主義と社員に目を向けた温泉王の活躍に、今後も注目していきたい。


県とあいおいニッセイが包括協定を締結

香川県とあいおいニッセイ同和損害保険㈱(東京都)は、相互に連携と協力を強化することにより、地域の一層の活性化と県民サービスの向上を図るため、協働事業の実施に向けて連携と協力に関する包括協定を県庁にて締結した。
 同社は、地域密着を行動指針の一つとする企業経営に務め、ベルマークを通じた社会貢献活動、障害者スポーツ支援等を通じて地域社会や企業への貢献に取り組んでいる。
 式典には同社より執行役員 吉原善尚氏、高松支店支店長 加藤潤一氏、県からは浜田恵造知事はじめ政策部が出席し、吉原氏と浜田知事は協定書に署名を行った。
 浜田知事は「国内においては本格的な人口減少社会が到来し、少子高齢化により地域の活力・経済が奪われている。この中、多岐にわたる分野での同包括協定を結べたことは、たいへん心強い」と述べる。
 吉原氏は「今回の協定の締結がゴールではなく、ここからがスタートだということを忘れず、香川のより一層の発展に貢献し、ともに成長していきたい」
と、熱く抱負を語った。
 今回の包括協定における項目は次の通り。
 ▼地域産業の振興・支援に関すること▼県産品振興・観光振興に関すること▼地域防災体制の向上に関すること▼交通事故防止に関すること▼まちづくりに関すること▼高齢者支援に関すること▼障害者の社会参加の推進の関すること▼情報セキュリティ対策に関すること▼その他、地域の活性化に関すること



観光香川おもてなし大賞/今年度はLIXILが表彰

 香川県はこの度、平成29年度「観光香川おもてなし運動県民会議」がこのほど、サンポート高松にて開催された。
 同会議は、県外や海外から本県を訪れた観光客に「香川に来てよかった」「また香川を訪れたい」という気持ちを持ってもらうため、観光をはじめとする幅広い分野の団体や行政機関、県民等が一体となって、四国遍路で育まれてきた「おもてなしの心」のより一層の向上を図るため設立された。
 開会の挨拶に先立ち、同会議会長である浜田恵造知事は「人口減少、少子高齢化が加速する中、地域の元気を創るには交流人口の拡大が必要不可欠。国内外から旅行先として選ばれる香川の創造のため、今後もおもてなし気運の醸成と観光客の利便性向上に取り組んでいきたい」
 と、熱く抱負を述べた。
 続いて、より一層のおもてなし力の向上を図ることを目的として、県民会議の会員や会員からの推薦があった団体等が実施する「おもてなし活動」の中から、特に優秀で他の模範となる取組みを「観光香川おもてなし大賞」として表彰式を開催。
 今年度の表彰に選抜されたのは、㈱LIXIL中四国支社 東四国支店(高松市)が選ばれた。
 同社は平成27年度より、観光地トイレのおもてなし一斉清掃として、地元企業や学生と協力し、各地方の観光地トイレの清掃に取り組んでいたことが大きく評価され、表彰に抜擢。同社代表者が登壇し、浜田知事より表彰を受け取った。
 その後開催された講演会では、講師に鷲羽山下電ホテル・ゆのごう美春閣 女将 永山泉水氏を招き、「日本一の〝おもてなし〟とは〜明るく元気にポジティブに〜」を開催。
 現地の観光スポットやホテル利用時の疑問などを、写真や資料を用いながら、顧客により丁寧に伝えることで、CS面の向上に繋がることなど、同ホテルでの取り組みについて講演された。



三豊市で婚活イベント/セミナー講師に人気飲食店オーナーの管東佑衣子さん

 来店客同士のご縁をつくる人気飲食店「縁結びばー テンダリー」(高松市亀井町)のオーナーで、結婚相談カウンセラーの管東佑衣子さんが講師を務める、婚活お役立ちのセミナーが11月25日、ふれあいパークみの(三豊市三野町)で開かれ、管東さんは女性参加者らに、心理的側面から紐解く恋愛のテクニックを伝授した。
 セミナーは、独身男女らの出会いをサポートする「縁結びイベント」のプログラムの一つとして開催。
 主催は、結婚を希望する独身者の出会いから交際、結婚までをキメ細かくサポートしている「かがわ縁結び支援センター(EN-MUSUかがわ)」(高松市番町 藤田泰弘所長)の応援団体として登録する、三豊市の任意団体「まちづくり推進隊みの」(藤田公正理事長)。同団体が主体となって婚活イベントを開くのは今回がはじめて。
 同日、EN-MUSUかがわに登録する30〜45歳までの独身男女ら(13対13)が参加。開催あたり藤田理事長が、少子化問題に触れたうえで、「少しでも出会いの場をつくるキッカケになれば」とあいさつした。
 その後、男性陣と女性陣に分かれ、各々に対するセミナーを実施。管東さんは女性陣を担当し、「恋ベタから恋上手女子へ〜恋愛のスタンスを見直そう〜」と題したテーマで話しを展開した。
 管東さんは冒頭、恋が下手な女性の特徴を紹介し、「男性に甘えられない」「異性を意識しすぎる」などを列挙。テンダリーの来店客の経験談や傾向を例えに、「男性は頼られるのが好きな人も多いので、『あなたがいないと困る』オーラを出して。それと緊張しすぎて話せないのは、自分に興味がないと思われてしまうので逆効果。出会いの場では、同じ人間だと思って会話をすると上手くいく」とアドバイス。
 また、仲良くなっても互いに消極的で平行線な場合、「女性側からラインやメールを送るときは、どこかにハートマークをつけましょう。同時に、交際の申込はいつでもOKですよという雰囲気を醸し出しましょう」と呼び掛けた。
 このほか、「気配りができる女性は男女問わずモテる。自ずと人が集まってくる」としたうえで、「恋愛力よりも人間力を上げるべき」と主張。これから出会いの場に行く際は、「複数で固まると男性が声を掛けづらくなるので一人で行くこと。あと結婚を焦っているのが相手に伝わると、重い女に取られてしまうので要注意。ライトな雰囲気を心掛けて」と、参加者の背中を押した。
 セミナー終了後は立食形式のパーティがああり、これらを踏まえてこの日は3組の新たなカップルが誕生した。


女性・若者向け創業応援イベント/講演会に久保 月社長(㈱tao.)が登壇

 日本政策金融公庫四国創業支援センター(佐藤公昭所長)が11月26日、創業に興味関心のある女性や若者らを対象にしたセミナー「創業相談ウィーク」(共催:高松市、香川県よろず支援拠点)を、瓦町FLAG8階(高松市常磐街)の市民活動センターで開いた。
 セミナーは、日本政策金融公庫が昨年度から全国各地で取組んでいるイベント。これまでに全国で1200人超が参加しており、アンケート結果から満足度は9割以上あるという。四国地区では今年7月、高松市で初開催。今回はそれに続く2回目となる。
 同日、個別相談を希望する13人の参加者に対し、日本政策金融公庫と香川県よろず支援拠点の相談員が創業に関する悩みや疑問についてアドバイス。
 この間に、香川県の良いものを紹介するライフスタイル誌「IKUNAS(イクナス)」を創刊した㈱tao.(高松市花園町)の久保 月社長を講師に迎えた講演会もあり、25人の聴講者を前に創業の経緯や事業内容、イクナス創刊のエピソードなどを紹介した。
 同様の個別相談会は11月16日、日本政策金融公庫高松支店(和田めぐみ支店長)でも行われ、9人が参加した。