ホーム更新情報

更新情報

損保ジャパンの代理店組織が福祉施設に車イス2台寄贈/合わせてボランティア活動も

 損害保険ジャパン日本興亜㈱高松支店(高松市紺屋町 坂本俊樹支店長)の代理店組織にあたるAIRオートクラブ香川支部(田所 基支部長)と、JSA中核会高松支部(池本誠一支部長)が11月26日、さぬき市津田町の「さわやか介護事業所」に対して車イス2台を寄贈した。
 これら3社は社会貢献活動の一環として、地域の病院や福祉施設で利用される車イスを整備清掃するボランティア活動を毎年行っている。今年で7回目となるなか、はじめて車イスを贈ることになった。
 この日、車イスの贈呈が同所であり、3社の各代表者をはじめ(社福)津田福祉会の西田正己事務長が出席した。御礼のあいさつで西田事務長は、「貴重な車イスをいただき感謝。大切につかいたい」と述べた。
 その後、3社のスタッフら約80人が、同所で利用される車イス(約60台)の整備清掃を実施。「整備班」と「清掃班」に分かれ、ネジやブレーキの調節、タイヤの空気圧などを念入りにチェックしたほか、タオルやブラシをつかって車体をピカピカに磨きあげた。


「香川ビジネス&パブリックコンペ2017」グランプリ決まる/香川大で公開審査会

 香川発の独自のビジネスアイデアを募り、事業化を後押しする「香川ビジネス&パブリックコンペ2017」(地域事業構想サポートプロジェクト実行委主催)の公開審査会が11月25日、高松市幸町の香川大学であった。
 コンペは香川大学や地元企業らでつくる同実行委が地域活性化を目的に、2013年からはじめた四国最大級のビジネスプランコンテスト。5回目となる今年は、「あなたが香川で実現したい、香川を“もっと”元気にするアイデア」を募集テーマに、全64件の応募があり、「ビジネス部門」と「地域公共部門」に分けて各5案ずつを選出。この日は、その一次審査をクリアした10組が登壇し、持ち時間15分でプレゼンテーションを行った。
 審査の結果、グランプリにビジネス部門は自営業の岸田智子さん、地域公共部門は瀬戸内サーカスファクトリー代表の田中未知子さんのプランが選ばれ、それぞれに賞金50万円が贈られた。
 岸田さんは、「讃岐平野で眠る薬草『ウマブドウ』生き抜いてきた植物には命が満ちている!」と題したテーマでプレゼンし、薬効作用のある野ぶどうを加工品にして販売するプランを説明。田中さんは、「現代サーカスの要素を使った『フィジカルアート・トレーニング』デリバリー事業」と題したテーマでプレゼンを行い、国内外からプロ講師を招いたサーカスの教室を提案した。


待望の四国3号店ついに、買い物客ズラッ/「鮮Do!エブリイ朝日町店」オープン

 中四国エリアでスーパーマーケットを多店舗展開する㈱エブリイ(広島県福山市 岡﨑浩樹社長)が11月21日、高松市に「鮮Do!エブリイ朝日町店」(島村貞行店長)をオープンした。これで同社直営店は41店舗目。
 所在地は高松市朝日町2−19−3。売場面積は約1000㎡で、駐車台数は127台。香川県立中央病院の正門玄関前の道を北に向かった右手側に位置する。香川県(四国)では「高松レインボー店」、「六条店」に継ぐ3店舗目。周辺の病院職員や、工場スタッフなどの利用客を見込み、同社得意の鮮度に重きを置いた商品展開で差別化を図る。
 新店舗の出入口すぐ左手には、六条店にも導入している生産者の顔が見える地元野菜コーナー「地縁マルシェ」を開設。鮮魚コーナーでは早朝水揚げされたばかりの魚を、精肉コーナーでは朝さばいたばかりの鶏肉を、その日にパック詰めするなどして売り場に並べる。
 また惣菜やベーカリーは、「出来たてアツアツ」を基本に、需要の高い昼と夕方の時間帯に合わせて製造を進め、一番美味しい状態で提供する。
 オープン初日、開店前から買い物客らがズラリ。エブリイファンだという主婦は、「朝日町に店舗ができたことで行きやすくなった。ちょっと食材が足りないな感じたときも、気軽に足を運べる」と喜んでいた。
 香川県内では来春、宇多津町へのオープンを予定している。


「城内部に関する情報ほしい」/高松城の復元を進める市民の会が「秋の講演会」

 高松城の天守復元を考える講演会が11月18日、丸亀町レッツホール(高松市丸亀町)で開かれた。
 講演会は、地元の経済団体らで構成するNPO法人高松城の復元を進める市民の会(古川康造理事長)の主催。明治期に取り壊された三大水城「高松城」の再建を目的に、文化財などを専門に研究する大学教授等を招き毎年この時期に開催している。今年は高松市文化財課課長補佐兼埋蔵文化財センター館長の大嶋和則さんが講師を務め、「ここまでわかった高松城天守」と題したテーマを掲げて話しを展開した。
 講演で大嶋さんは、推定復元図をもとに天守の外観と内観を説明し、「外観は古写真から、地下1階の柱の位置は礎石位置から復元可能」と判断。ただ一方で、「どうしても階段の位置や内部の間仕切りの有無などは不明」とし、「内部構造が確定できないと復元は難しい」と指摘。「天守の模型や各階の間取り図、内部写真などが出てくると復元への大きな一歩になる」として現在、高松市が懸賞金三千万円をかけて天守復元に必要な資料を募集していることも説明した。
 またこの日は、「高松城下町歴史再発見プロジェクト」(花まつりお城下活性化実行委員会主催)と題した商店街イベントも同時に初開催。講演前には同会場で高松藩を舞台にした舞踊「松の契(ちぎ)り」が披露されたほか、高松中央商店街を会場にした城のクイズラリー、料亭二蝶ではお香の調合体験などがあった。
 市民の会が2年間で10万人を目標に、昨年8月からスタートした署名活動では、11月現在で約七万六千人の声が集まっているという。また今年8月からクラウンレコード所属の歌手・成世昌平さんが歌う「高松城」のCDも販売され、機運が高まっている。
 署名やCDに関する問合せ等は下記まで。
TEL:087-821-1651(高松丸亀町商店街振興組合)


香川県中小企業団体中央会青年部が 40周年/記念式典でさらなる飛躍誓う

 香川県内の組合で組織する、香川県中小企業団体中央会青年部(木村一夫会長)の40周年を記念した式典が11月17日夕、高松市木太町の高松国際ホテルで開かれ、これまでを振り返るとともに今後も会員らで力を合わせ、さらに飛躍することを誓った。
 香川県中央会青年部は昭和52年7月28日に設立。現在は会員26組・構成員数700社という香川県下最大の異業種団体にまで成長した。
 ここ10年間の取組みとして、高松中央商店街を舞台としたキッズイベントほか、会員に向けた研修会やセミナー、交流会などを定期的に開催。今後は、すでに連携して活動を行っている香川県商工3団体(商工会連合会、商工会議所、中央会の各青年部)に、青年会議所も加え、さらに関係を密にしていく方針としている。
 式のはじめに木村会長が、「この40年、青年部をつないでくださった偉大な先輩方に感謝。これからも我々が地域経済の未来を明るく照らせるよう、青年部活動に邁進したい」とあいさつ。来賓として出席した浜田恵造県知事は、「地域経済を担う若きリーダーとして、今後も経済産業振興と地域活性化にお力添えをお願いします」と述べた。
 このほか、組合優良青年部の表彰式もあり、香川県中央会会長表彰に「日本手袋工業組合青年部会」と「香川県印刷工業組合青年部」が選ばれ、国東照正会長(香川県中央会)から各代表者らに表彰状が。また、中央会青年部の発展に貢献したとして「香川県ディスプレイ協同組合青年部」「坂出食肉事業協同組合青年部」「香川県パン協同組合青年部」が選ばれ、木村会長から各代表者らに感謝状が手渡された。
 式典前には、㈱川六(高松市百間町)の宝田圭一社長を講師に迎えた記念講演会があった。