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新たなオープンイノベーション拠点「セトウチアイベース」が開業

 香川県は11月7日、新たなオープンイノベーション拠点『セトウチアイベース』を情報通信交流館「e-とぴあ・かがわ」内にオープンさせた。デジタル産業の人材育成、交流の場の提供、ビジネスマッチング支援を一体的に取り組み、地域経済の活性化を目指している。

 拠点内にはコワーキング・コラーニングスペースを用意するほか、映像や3DCADを編集できるデジタル編集室、創作工房、TV会議室などを完備する。

 また、県と㈱NTTドコモ四国支社が結んだ連携協定により、施設内に5G環境を構築。5Gを活用したアバターロボットやビジネス向けツールの体験も可能。

 さらに、実践的な講座を開催するほか、専任コーディネーターのよろず支援や、県内外の有識者や企業経営者らで構成するアドバイザーによるマッチング支援も行う。



中央卸売市場をお色直し (一社)日本塗装工業会香川県支部

 建設塗装工事業者で構成される(一社)日本塗装工業会香川県支部(高松市春日町 藤目充伸支部長)は11月11日、高松市中央卸売市場で塗装ボランティア活動を実施した。同会は11月16日を「いいいろ塗装の日」と定め、公共施設などへボランティア塗装を実施している。
 香川県支部では1979年からボランティア塗装を開始し、今年42回目を迎えた。
 快晴となったこの日、県内25社から約30名の塗装師が参加。花き棟・水産物棟のコンクリート塀が、プロの手によって白く綺麗に塗り上げられた。


日本塗装工業会香川県支部 藤目支部長


盛況に終えた観音寺信金主催のの物産展

 11月8日、観音寺信用金庫(須田雅夫理事長)の主催する『第2回おいしいかんおんじ物産展』が、同市内にあるハイスタッフホール(観音寺市民会館)1階の多目的ホールを会場に開かれた。
 同公庫が、地元観音寺を盛り上げようと企画した物産展で今年が2回目。新型コロナ対策を万全に整え、さらにパワーアップした今回は、20を超える事業者が自慢の商品、産直品などを並べた。
 物産展コーナーには、うどん、練り製品、せんべい、冷凍食品など、揚げたてコーナーでは豆腐、天ぷらなどが販売され大人気。産直コーナーにはロメインレタス、早生みかん等が出品され、多くの買い物客で賑わった。
 当日は、2,300名超の来場を集めた。
 売上金の一部は、観音寺市新型コロナウイルス感染症対策応援寄付金とした。



坂出商工会議所が、永年勤続議員、優良商工従業員を表彰

 坂出商工会議所(石井淑雄会頭)は11月6日、坂出グランドホテルで「令和2年度永年勤続議員・優良商工従業員表彰式」を挙行。同議所関係者、坂出市の綾 宏市長、同市議会の鳥飼年幸副議長ほか来賓あわせ約50名が出席した。
 式では次の3氏に、日本商工会議所会頭の表彰状伝達。松浦玲子氏(勤続30年 総合福祉サービス)、髙原芳雄氏(同20年 三協包装)、宮﨑博文氏(同20年 四国緑化産業)。
 また、下記事業者には坂出商工会議所永年勤続議員として感謝状を贈呈した。日本通運四国支店坂出営業所(勤続70年)、三菱ケミカル香川事業所(同50年)、香川銀行坂出支店(同35年)、五栄海陸興業(同35年)、ワイケーエス(同35年)、三協包装(同20年)、四国ガス丸亀支店坂出工場(同20年)、四国緑化産業(同20年)。
 優良商工従業員表彰では、30年以上勤続者2名のほか総勢13名を表彰した。
 この日、令和2年度「キラリと光る店舗発掘事業」の入賞者を発表。最優秀賞に食事処こめや、優秀賞に和の綾井、フラワーファクトリーききょうや、ベーカリートラパーニ。さらに、坂出商業高の生徒の評価も高かったSunshine Picnic、ハンバーグレストランウェリントン、KUMAcafeの3店を特別賞に選んだ。
 さらに、同議所関係で、特に功績のあった㈱おがた食研を特別表彰、アクサ生命保険四国支社高松営業所坂出チームに感謝状を贈った。


SDGs私募債発行で香川県立飯山高校に備品を寄贈

 香川銀行を引受先に、保証付私募債(かがわSDGs私募債)3千万円を9月に発行した、菓子製造販売の株式会社きさらぎ(丸亀市飯山町 岩倉公紀代表取締役)。
 同私募債は、発行企業から受取る手数料の一部で書籍や備品を購入し、企業の指定する学校、特定公益増進法人、公共団体に寄贈するもので、企業の資金調達とSDGs活動を同時に支援する。
 このたび、香川銀行と連名で県立飯山高校にアルカリイオン整水器を寄贈。11月6日、岩倉代表、香川銀行の長町亘洋常務、石濱 剛飯山支店長が飯山高 松田英司校長のもとを訪ね、目録を贈った。
 左より香川銀行長町常務、きさらぎ岩倉代表、飯山高松田校長、香川銀行石濱支店長