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NTTタウンページとの協定締結式開催

 香川県は、NTTタウンページ㈱(岡田昭彦社長)が、2917年3月発行の香川県東部版と西部版「タウンページ&ハローページ」の発刊式を行うとともに、県と同社とが締結する「防災啓発情報等の発信に関する協定書」の締結式が2月16日、県庁知事室にて行われた。
 同日、式典には同社より岡田社長、松本四朗四国営業本部長、小谷木基行香川県版編集長が出席。県からは浜田恵造知事等が出席した。
 岡田社長は「今後も地域と暮らしの情報メディアを強調し、安心安全の提供に努めるとともに、香川県の強みを活かしたタウンページの制作に取り組んでいきたい」
 と同誌発刊と同協定への期待を語る。
 浜田知事は「御社の多角的な情報発信のもと、防災啓発情報の発信に努め、来たる南海トラフ大地震への対策に繋げていきたい」
 と抱負を述べた。
 式典後に開かれた観覧では、同社が取り組むインターネットを通じた施設案内サービスについて語り合うなど、今後の『安心・安全』への地域づくりへの取り組みに大きな期待が寄せられた。



「一試合一試合を決勝戦のつもりで」/カマタマが出陣式、今シーズン6位以内目指す

 サッカーJ2・カマタマーレ讃岐が2月17日夜、シーズン開幕を前に高松国際ホテル(高松市木太町)で出陣式を開催。北野誠監督が、「今季はプレーオフに進出し、J1を目指す。一試合一試合を決勝戦のつもりで戦う」と意気込みをみせた。
 カマタマーレ讃岐は昨季、J2リーグの19位。今季はJ1に昇格できる可能性がある上位6位以内を目標に戦う。キャプテンはGKの清水健太選手が務め、6人の新メンバーを加えた29人体制でこれからの試合に挑む。
 この日、式にはスポンサー企業など約150人が出席。はじめに山下幸男社長が「今季のスローガンは、高く飛び跳ねる『飛翔』に決めた。地域づくりに精一杯貢献できるよう頑張りたい」とあいさつした。その後、トップスポンサーの神内ファーム、マルナカ、タダノ、百十四銀行のロゴマークが入った新ユニフォームのお披露もあった。
 カマタマーレ讃岐の開幕戦は2月26日、アウェーでロアッソ熊本と対戦する。


「TSUTAYA高松サンシャイン通り店」5月下旬頃オープンへ/伏石店から移転

 大手レンタルビデオチェーンのTSUTAYA(東京都渋谷区)が高松市林町に新店を準備中で、5月下旬〜6月上旬頃のオープンを目指していることが分かった。
 運営は、TSUTAYAを展開する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ㈱(東京都渋谷区 増田宗昭社長)」にFC加盟している、「㈱エルジオ(岡山市 木村容治社長)」。
 新店名は、地名からとった「TSUTAYA高松サンシャイン通り店」。場所は香川大学工学部のすぐ西隣。同大同学部の敷地をエルジオが買い取った。 
 元は更地。東バイパス通り沿いにある既存の「TSUTAYA伏石店」から移転オープンする形となる。
 新店は鉄骨造の2階建て。敷地面積は約5900㎡。駐車場は約127台分を設ける予定としている。設計は㈲料治建築設計事務所(岡山市)が務め、施工は㈱合田工務店(高松市)が手掛ける。
 基本的に1階は、本をはじめ文房具や雑貨などを幅広く販売していくスペースに。2階は、CDやDVDの販売、映画・音楽・コミックレンタルを行うスペースにあてる。また、多くの家族連れを想定し、子どもらが自由に遊べる広めの「キッズコーナー」も設ける。
 このほか、伏石店にはなかった大きな特徴として、店入り口付近にカフェ「タリーズコーヒー」を併設。店1階から2階へと続く螺旋階段をつくり、自由に行き来できるよう仕上げる。また、タリーズでコーヒーなどを購入した顧客は、売り場の本を持ち込んで読書ができる。1階にはテラス席も用意する。
 エルジオ四国支店(高松市林町)の廣野佳成支店長は、「いつ来ても家族で楽しめる店にしていきたい」と話している。 
 なお、エルジオ四国支店は今回の移転を機に、東バイパス通り沿いに構える事務所を新店内に移す。


㈱エスが就学前のキッズマナーを県下の幼稚園で初開催

 一昨年に四国初となる“キッズマナー”を立ち上げ、小中学校などでマナー研修を展開する㈱エス(高松市 内海加奈子社長)は、このほど香川短期大学附属幼稚園(綾歌郡宇多津町 廣瀬三枝子園長)において、県内では初となる未就学児へのキッズマナーレッスンを行った。
 この日集まったのは同園年長の35組の親子。「おはようございます! 」という挨拶や姿勢、身だしなみの大切さなどについて、内海社長の分かりやすい説明のもと、改めて親子で理解を深めあう良い機会となったようだ。
 春から小学生となる園児らは、「自分がされて嬉しいことをお友達や家族にしてあげて、自分がされて嫌なことはしてはいけないよ」という内海社長の呼びかけに「はいっ!」と元気よく返事。「人間関係で最も大切な、人を思いやる気持ちを小学校就学前に身に付けることはとても大事なこと」として、保護者らにも普段の家庭生活における挨拶の率先など、大切なポイントを説いた。
 この日のレッスンでは「ありがとう」など挨拶を笑顔で大きな声で言う練習や、遊んでいても講師の合図でサッと静かにすることなどを体験。食事にも話が及び、「生きているたくさんの命を頂いてみんなは大きくなるんだよ。だから牛さんや豚さん、そしてご飯を作ってくれるおうちの人に感謝して、大きな声で“いただきます”って言って残さず食べようね」と優しく説明した。
 内海社長は「これを契機に、子供だけでなく保護者の方も挨拶やマナーの大切さに気付いていただき、家庭でも習慣になれば、子ども達が学校や社会で良い人間関係を築いていく第一歩になる」と話し、立ち会った廣瀬園長も「保護者の方や私たち教員にとっても改めて気付かされることが多かったはず。春から小学生という最高のタイミングで、収穫の多いレッスンを園児たちに提供できた」と感慨深げに話していた。問合せ090−8576−3470(内海社長)